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熱分析によるチル深さ判定装置 チル判定器

元湯・接種後の各溶湯をチルカップに注湯後、チル深さを判定

※チル測定機能が十分に精度を上げるまでクサビ形試験片と同一湯をテスト

  •  ●炉前測定
  •  ●注湯後4分以内判定

 

特徴

チル判定機能

各社毎の原料、溶解方法、溶湯処理方法などの違いにより、クサビ形チル試験片及びチルカップに表示される判定内容の
データ処理化をすることで、補正値を入力することにより、相関のあるチル深さの判定が可能

判定内容

  • A)クサビTP (mm)
  • B)チル深さ(mm)
  • C)LE (°F)
  • D)過冷度(°F)
  • E)接種剤の効果判定

冷却曲線と密接な関係にある状態図の変化(下記①②③の比較)

チルと熱分析(冷却曲線)との密接な関係

  • ①過冷度(UC)の大小
  • ②初晶点Ⅼから共晶点E までの温度幅LE
  • ③初晶Lから過冷Cまでの時間ℓと過冷から共晶終了までの時間e との比率

運用までの流れ

① 接種後の溶湯をチルカップ及びクサビ形試験片に注湯

② チルカップのデータ取得(本製品に自動記録)

③ クサビ形チル幅測定(本製品に入力)

④ ①~③のデータ処理とクサビ形TPの実測値との相関を比較(自動処理)(n=20~30)

⑤比較結果より補正値を入力し、ランニングテストを行う

⑥実運用

仕様

  • ●USBによるデータ抽出
  • ●データ保存閲覧可能
  • ●タッチパネル
  • ●Windows PC
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