携帯用鋳型強度簡易測定器
生型硬度計 / NK-021
現場に携帯可能な簡易型測定器
- 測定結果から鋳型砂の密度管理に
- 製品の品質向上に
- 許容値を設定可能なリミッタ付
- 最大値を指示する置針(赤針)付
- 判断しやすい区別式目盛色に
NK-021の特徴
造型後の鋳型硬度測定
スクイーズ圧、ジョルト回数の造型条件選択に
生型硬度計の使い方
生型硬度計の測定方法
- 1.試料は試験面及び裏面が平行で平滑なものを用いてください。
- 2.手でしっかり保持した計測器の加圧面(押針面)を真上から一定速度で垂直に押し付け、指示値を読み取ります。 斜めや横方向、あるいは上方向での測定は誤差を生じます。
正しい測定方法 | 誤った測定方法 |
---|---|
換算表
硬さと鋳型の状態との関係
目盛色 | つき固められた鋳型の状態 | 荷重 |
---|---|---|
極く軟らかい | ~20 | |
軟らかい | 20~35 | |
普通 | 35~60 | |
硬い | 60~75 | |
極く硬い | 75~ |
起こりうる不良項目
生型砂硬度過剰
ガス吹かれ | 湯廻り不良 | たまがね | 脈状絞られ | ベイニング | 熱間亀裂 | しみつき |
生型砂硬度不足
垢 | 介在物 | すくわれ | 洗われ | 目ざし | 荒肌 | 型落ち |
押込 | 型割れ | ひけ |
生型砂混練時間不足
ガス吹かれ (混練方法の改善も必要) |
垢 | 介在物 | すくわれ | 洗われ | しみつき |
型落ち | 押込 | 型割れ | ひけ |
校正
預かり校正対応(年1回推奨)
校正証明書・トレーサビリティ体系図・検査証明書など
仕様 [ 型式 : NK-021 ]
形式 | 置針式 |
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荷重値 | 1.030 - 2.324 N (105 - 237 gf) |
押針形状 | 5.08 mm (半球形) |
測定方向 | 下方向のみ(横・逆向きの使用は、故障原因となります) |
リミッタ | ±5目盛 |
サイズ | H108 × W60 × D22 mm |
重量 | 190g |