ブログ掲載の経緯について
CEメーターは1960年代前半アメリカにて開発され、1965年日本に導入されました。その間、今日まで約40年間、鋳物製造の専業者の殆どが溶解現場の簡易的な管理機器として使用されてきました。
弊社はそのCEメーターの製造販売を30年間手掛けてきました。その結果その30年間におけるCEメーターに描かれた冷却曲線の状態図とその鋳物の実体との相関があるものについて過去のデータを集約して現場における鋳物造りの一助になれば幸いと以下にご報告させて頂きます。
今後このデータの疑問点、質問等については、担当者中山士郎(TEL052-521-1170, FAX052-521-1180)にお問合せ下さい。
Vol.01 | ネズミ鋳鉄の化学組成、その溶解方法及び特徴・熱曲線より判定した良い湯、悪い湯の冷却曲線例 (2007.10) |
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Vol.02 | CEメーター測定器(CE値、C%、Si%)を使用した、溶湯の炉前管理手法 (2007.11) |
Vol.03 | 加珪材としてSiCとFeSiを用いた場合の接種効果と溶湯中のS%が接種に及ぼす影響 (2007.12) |
Vol.04 | Si及びCの主要源泉としてSiCを使用した接種鋳鉄の長所 (2008.2) |
Vol.05 | SiCの有効利用 (2008.3) |
Vol.06 | うす肉チル防止に接種剤の溶湯流添加/電気炉操業による溶湯の引け防止にS添加 (2008.4) |
Vol.07 | 熱分析によるCV黒鉛鋳鉄の黒鉛球状化率測定 (2008.5) |
Vol.08 | 誘導炉耐火物寿命の改善 (2008.6) |
Vol.09 | 少量のフェロシリコンの溶湯流添加が片状球状黒鉛鋳鉄に及ぼす効果 (2008.7) |
Vol.10 | 生型砂による不良対策 (2010.2) |
Vol.11 | 砂かみ防止用添加剤について (2010.6) |
Vol.12 | 生型の抜型抵抗に及ぼすTモールドの効果について (2010.6) |
Vol.13 | 鋳造現場における簡易的な生型砂の品質管理方法 (2010.6) |
Vol.14 | アルミ溶湯を熱分析によって解析する装置 (2011.4) |
Vol.15 | 砂試験機について (2022.1) |